西武中村&山川のホームランキャッチバイト 本塁打王の打球を捕れるのか!?
「どうしよう! 捕れない!」焦るのはアルバイトだけでなく…
打者は10球ずつ打ったら選手交代で2セット。守備側は1球ごとに交代していくルールでホームランキャッチ開始。
まずは中村選手VS上吹越さん。「お願いしまーす!」と球場全体に声を響かせると、高校時代を思い出したのか、軽快な守備で出だしから好捕を連発。スタンドのお客さんからの拍手と歓声が心地よさそうだ。
しかし、永田さんは、惜しい球もあるものの、グローブの先をかすめるばかり。回数を増すごとに「やばい……やばい……」とつぶやき、気持ちの余裕がなくなっていく様子がありありとうかがえる。「よし! いった!」と中村が叫んだ“捕りごろ”のボールも後逸して、思わずみんなで天を仰ぐ。それを見てさらにプレッシャーを感じたのか、それとも疲れが見えてきたのか、見るからに足が動かなくなってきた。
目標の1球すら捕れないかもしれない――。球場にそんな緊張感が漂った「ラスト1球!」コール。山川が打ち上げたボールは……見事グローブに収まった! ガッツポーズで喜ぶ中村と山川、湧き上がるスタンドの歓声。外野の2人はダッシュで応えに行った。
ホームランキャッチのアルバイトを終えたばかりの上吹越さんは、「野球人生の中で、あんなに滞空時間が長い打球は初めてでした。きれいなバックスピンがかかっていて、見上げながら『なんてきれいな打球なんだろう』と思いました。山川選手から『うまいじゃん』と声をかけていただいて嬉しかったです」と紅潮した顔で話す。
捕れた1球を大事そうに持っていた永田さんは、「打球が、強くて速くて伸びていました。なかなか落ちてこないので、落下地点を見誤り、後ろに逸らしてしまって。どんどん焦ってしまいました。捕った瞬間は、もう、めちゃめちゃ嬉しかったです! 中村選手。山川選手からは『捕れてよかったね』『打球が当たっていたけど大丈夫?』と声をかけていただきました」と話した。
最後に、上吹越さんにこっそり聞いた、5万円の使い道。「一野球人としてお金は二の次、三の次。山川選手や中村選手の打球が捕れるということで頭がいっぱいでしたので、お金の使い道は考えていませんでした。でも今は、このお金で埼玉西武の試合をいっぱい見に行きたいと思います!」
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(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)