杉内俊哉が平成以降デビューで唯一2点台、現役1位は涌井…防御率ランキング

ロッテ・涌井秀章【写真:荒川祐史】
ロッテ・涌井秀章【写真:荒川祐史】

防御率は最も古い記録の一つ、歴代トップ10には名投手がズラリ

 防御率は、打率などとともに野球草創期のアメリカで、ヘンリー・チャドウィックによって案出された最も古い記録の一つだ。投手の優秀さを示す基本的な数字とされる。

 防御率とは、投手が9回完投した際に、自責点を何点奪われるかという数字だ。

○NPB歴代防御率10傑 ()は実働期間

1 藤本英雄 1.90(1942-1955)
2 野口二郎 1.96(1939-1952)
3 稲尾和久 1.98(1956-1969)
4 若林忠志 1.99(1936-1953)
5 スタルヒン 2.088(1936-1955)
6 村山実 2.092(1959-1972)
7 別所毅彦 2.18(1942-1960)
8 荒巻淳 2.230(1950-1962)
9 杉下茂 2.232(1949-1961)
10 金田正一 2.34(1950-1969)

 昭和の大投手がずらっと並んでいる。全員が野球殿堂入りしている。防御率は投手の実力に加えて、リーグの投打バランスに大きく左右される。1位の藤本、2位の野口は使用球が粗悪になり、極端な投高打低が進んだ戦前、終戦直後に投げていた投手だ。平成の投手は1人も含まれていない。

 NPBの防御率は「2000投球回以上」でランキングしている。しかし先発、救援の分業が進み、ローテーションが確立された平成以降では、そもそも2000投球回まで投げる投手が少なくなっている。現役投手で2000投球回に到達しているのは2人しかいない。

黒田氏や三浦氏も…平成以降でデビューした投手の防御率ランキングは?

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