元ハム&虎メンドーサが9日に“凱旋”登板 「大きな大会の決勝のように…」
2014年から日本ハムでプレーし、侍ジャパン稲葉監督とは元チームメート
元日本ハム、阪神のルイス・メンドーサ投手が、9日に京セラドームで行われる「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本対メキシコ」でメキシコ代表の先発マウンドに上がる。
2014年から2017年途中まで日本ハム、2017年途中からは阪神でプレーした右腕は「日本でプレーしていた経験がありますので知っている選手もたくさんいる。100パーセントのエネルギーで最初から投げていきたい。大きな大会の決勝戦であるかのように、気合いを入れていきたい。そしてチームのみんなからの信頼を得たいと思います」と意気込みを語った。
2014年にロイヤルズから日本ハムに加入したメンドーサは先発ローテの一角を担い、2015年には2桁10勝をマーク。2016年は23試合に先発して7勝をマークし、日本ハムのリーグ優勝、日本一に貢献した。侍ジャパンの稲葉篤紀監督とも2014年の1年間、チームメートだった。
2年ぶりとなる日本での登板を喜ぶメンドーサ。会見では「日本での経験ありますけど、ピッチングの経験なら稲葉さんよりもあると思う。近藤、西川といったチームメートも印象に残っている。とにかく出塁を許さないようにしたい。出塁させると、日本の選手はうるさいので、出塁させないように投球したいと思っている」と語った。
今回のメキシコ代表にはメンドーサのほかに、元ロッテ、巨人、楽天のルイス・クルーズ内野手、元広島のラミロ・ペーニャ内野手、オリックスのジョーイ・メネセス内野手と、日本に縁のある面々が選出されている。メンドーサは「選手として東京五輪に戻ってこられたら最高だと思っている。今回の試合に参加している全員が、また日本に来て五輪でプレーしたいと思っている。メキシコには本当に才能に溢れた選手がたくさんいる。プレミア12で1位になってオリンピックに出場したいと思っている」と、その想いを語っていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)