侍ジャパンが雪辱 新4番オリ吉田が満弾5打点、投手陣完封リレー
初回に満塁弾を放った吉田正は2試合で驚異の打率.800
■侍ジャパン 6-0 メキシコ(10日・京セラドーム)
野球日本代表「侍ジャパン」は10日、京セラドームで行われた「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」でメキシコ代表と第2戦を戦い6-0で勝利した。初回に大量5得点のビッグイニングを作り、投手陣の無失点リレーで逃げ切った。
新4番・吉田正(オリックス)の独壇場だった。初回、メキシコ代表先発のパレダの不安定な立ち上がりを逃さなかった。吉川(巨人)の中前安打、中村(ロッテ)と近藤(日本ハム)の連続四球で無死満塁とすると、吉田は右翼席へ弾丸ライナーでつきささる満塁弾。いきなり4点のリードを奪った。
この回、さらに田村(ロッテ)の中前適時打で1点を加えた侍ジャパン。2回以降はなかなか追加点を奪えなかったが、7回に再び吉田のバットが得点を生んだ。吉川の内野安打などで1死一、三塁のチャンスを作り、左翼への犠飛。6点目を叩き出した。吉田は2打数2安打5打点の大活躍。2試合の打率.800と結果を残した。
守っては7投手が完封リレー。先発の原(ヤクルト)が2回1安打無失点と好投すると、山本(オリックス)が2回、田口(巨人)、三上(DeNA)、森原(楽天)、森(ソフトバンク)、山崎(DeNA)が1回ずつゼロを並べ続け、勝利を掴んだ。
(Full-Count編集部)