KBO16年新人王が“手汗除去”手術 地元紙「屈指の先発投手になる可能性」
2016年に15勝を挙げ新人王を獲得したが手汗の影響で成績が下降気味に
韓国プロ野球のキウム・ヒーローズに所属する申在永(シン・ジョエン)投手が手汗を防ぐ手術を受け話題となっている。韓国の地元紙・中央日報が伝えている。
申在永は2016年に15勝7敗の成績を残し新人王に輝いたが、その後は17年に6勝、18年に8勝と成績が低迷。その原因は手汗によるものだったという。
韓国地元紙の中央日報は「手術を受けることで、汗をかきやすい投手に生まれたチャンス」と見出しを付け、申在永が手汗を防ぐ手術を受けたことをレポート。汗をかきやすい手による影響で、夏の時期になるとマメができボールを握ることが困難になっていたという。
手術を行うまではロージンを多く使っていたが、その影響で手が荒れてしまい痛みを伴いながらの投球になってしまい「そこで彼は尿を手に付け、それがマメの痛みを緩和させるのを手伝った。しかし、それで汗が止まることにはならなかった」と、様々な方法を取り入れたが改善されず手術に踏み切ったことを伝えている。
だが、手術が成功したことにより「シンはマメのせいで加減して投げることにはならないだろう。シンの不振の原因が確かにマメと汗であるならば、彼は本来球界でも屈指の先発投手になる可能性を秘めている」と、申在永のさらなる活躍に期待を込めている。
(Full-Count編集部)