「桁違いだ」カブスの“爆肩”捕手の三盗阻止に米驚愕「走ってはいけない」
高い盗塁阻止率で昨季の盗塁刺27個はナ・リーグ1位も企図数もナ・リーグ2位
カブスのウィルソン・コントレラスの“爆肩”は今年も健在だ。10日(日本時間11日)に米アリゾナ州フェニックスで行われたブルワーズとのオープン戦で驚愕の盗塁阻止を披露。球団公式ツイッターが動画を公開し、ファンの間で絶賛の声が集まっている。
コントレラスの見せ場は1点リードの2回無死二塁の守りだった。先発右腕ヘンドリックスの3球目で、二塁走者スパンジェンバーグが三塁へスタート。コントレラスは外角球を捕球すると、矢のようなストライク送球で三盗を阻止した。
強肩強打のコントレラスは昨季27個の盗塁を阻止。これはリーグトップで、盗塁阻止率.342は100試合以上に出場した捕手ではJT・リアルミュート(フィリーズ)の盗塁阻止率.382に続いてリーグ2位だ。メジャー屈指の強肩を誇るが、盗塁企図数もリーグ2位。高い阻止率を誇るにも関わらず多くの走者に仕掛けられていることになる。
球団公式ツイッターは「先頭打者の二塁打が何?」とのタイトルで投稿。“ロケットアーム”を称賛するファンの声が並んだ。
「なんという捕手」
「走塁で最も大事なのは、コントレラスの時に走ってはいけないということだ」
「彼が盗塁阻止するのを見るのが大好き。とても良い!」
「コントレラスはビーストだ!!!」
「桁違いだ!!!!! なんという送球! ボートはただ捕球するだけだった!」
「素晴らしいプレー!」
「球界最高の捕手!」
「コントレラスからボートへ、美しい!」
なかでも目を引くのが「彼らは学んでいないの?」とのコメント。コントレラスの“ロケットアーム”に挑み、アウトとなる走者が多いことに疑問を呈している。
コントレラスは昨季オールスター戦に選出されたが、球宴以降は打率.200、OPS.585と不振に陥ってしまった。しかし、この日も初回に適時二塁打を放つなどスプリングトレーニングでは打率.389、OPS1.365と絶好調。昨季は惜しくも1ゲーム差で地区優勝を逃したカブスだが、今季は強肩強打を炸裂させチームを優勝に導けるか。