大谷翔平、二刀流&新人王でも微増…今季年俸は1200万増の7200万円
昨季のメジャー最低年俸6060万円から約1200万円アップのみ
エンゼルス・大谷翔平投手が10万5000ドル(約1168万円)アップの年俸65万ドル(約7232万円)で契約合意した。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者ら米複数メディアが報じている。
メジャー最低年俸の54万5000ドル(約6060万円)でプレーした1年目の昨季は投手で10試合登板にとどまったものの、4勝2敗、防御率3.31。打者では104試合出場し、打率.285、93安打、22本塁打、61打点、10盗塁を記録。二刀流旋風を巻き起こし、ア・リーグ新人王に輝いた。
通常メジャーでは年俸調停の資格を得る3年目オフまで大幅な年俸増はない。マイク・トラウト外野手も新人王になった2012年は49万2500ドルでプレーしたものの、翌年は微増の51万ドルだった。最近では、昨季初のサイ・ヤング賞に輝いたレイズのブレイク・スネル投手は1万5500ドル(約172万円)アップの年俸57万3700ドル(約6369万円)で契約を更新。同投手が年俸調停の権利を取得するのは今季終了後だ。
メジャーではFA選手の超大型契約が相次いでいるが、デビュー3年以内の若手選手が結果を残しても年俸調停権取得までは最低年俸に近い額でプレーすることがほとんどだ。
(Full-Count編集部)