センバツ出場の明石商が練習試合 中森&宮口Wエースが調整順調

明石商業・中森俊介【写真:松倉雄太】
明石商業・中森俊介【写真:松倉雄太】

ダブルヘッダー2試合で連勝 狭間監督も手応え

■練習試合(12日・明石トーカロ球場) 明石商1-0興國 明石商7-0興國

 23日に開幕する第91回選抜高等学校野球大会に出場する明石商(兵庫)が12日、興國(大阪)と練習試合を行い、1-0、7-0で連勝した。

 第1試合は中森俊介(新2年)、溝尾海陸(新3年)、宮口大輝(新3年)、第2試合は杉戸理斗(新3年)と南瑛斗(新3年)のベンチ入り予定5投手が登板し、18イニングを無失点でリレーした。

 センバツでは背番号1をつける予定の中森は「球の勢いは良かったが、浮いた球があった。細かい部分をつめていきたい」と振り返った。ダブルエースで、秋の公式戦では防御率0.93の成績を残した右スリークォーターの宮口は、「(先週末の)前の2試合より良かった。冬に体重が3キロから4キロ増えて、ストレートが走っている」と手応えを感じたようだった。

 攻撃の部分では第1試合で興國の投手陣に苦戦したが、「今はちょっと疲れてきているかな。でも、こういう試合も経験しておかないと」と狹間善徳監督は課題を前向きに捉えた。

(松倉雄太 / Yuta Matsukura)

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