ドラフト指名漏れも…東京ガス笹川、1番でリベンジへ「どんどんチャレンジ」

東京ガス・笹川晃平【写真:安藤かなみ】
東京ガス・笹川晃平【写真:安藤かなみ】

社会人日本代表での4番経験もある笹川、昨秋は指名漏れを経験

 13日に行われた東京スポニチ大会予選リーグ・第3試合(神宮)で東京ガスが3-2でパナソニックを振り切り勝利した。

 東京ガスは社会人日本代表での4番経験もある中軸の笹川晃平外野手を1番に据え、4番に新主将の中山悠輝内野手を抜擢する新オーダーで今シーズンに臨む。新たに1番を任されている笹川は「塁に出たいという気持ちでやっています。どの打順でもその時の役割を果たしたい」と切り込み隊長としての自覚を口にした。

 昨年ドラフト候補として名前が挙がったものの指名漏れを経験した笹川だが「色んなボールを打ちに行って、どんどんチャレンジしたい」と新たな立場でも貪欲な姿勢を崩さない。「1つ1つやっていって秋を迎えたい。このチームで1試合1試合を噛みしめてやりたい」と、まずはチームの目標でもある都市対抗での上位進出に向けて前を向いていた。

 チームは予選リーグ敗退が決まったが、山口太輔監督は「可能性も感じたし、課題もあった。いい投手に対してアプローチができていたし、チャンスではもっと点を取れる場面があった」とこの大会の戦いを振り返っていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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