大谷、オフに散髪「スッキリさせてきました」 投球で「不安があるのは普通」
リハビリは順調「経験している人にも聞いて不安も解消されればスムーズに」
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、アリゾナ州テンピのスプリングトレーニングで60球のキャッチボールを行った。12日(同13日)の休養日は散髪を済ませ、スッキリとした髪型に。「不安」を解消しながらボールを投げていることを明かした。
この日は、20フィート(約6.1メートル)で10球、30フィート(約9.1メートル)で10球、40フィート(約12.2メートル)で10球、50フィート(約15.2メートル)で15球。ウォーミングアップを含めて60球のキャッチボールを行った。
力の入れ具合については「距離が伸びた分、もちろん力はちょっと入りますけど、それほど変わりはないかなと思います」と大谷。体の状態は良く「問題なく来てるかなと思う」と順調そのもの。「概ね予定通りに来てるかなと思うので、1個1個のメニューに集中するように、あまり先のメニューは言われてないので、1日1日しっかりこなしたいと思っています」と語った。
段階が進めば、腕をしならせるような動きも強くなってくる。大谷は「伸ばされれば不安だったりとか、痛みまではなくても違和感とかあるのは普通じゃないかなと思うので」と本音を明かしつつも「ただ、やらないというわけにはいかないですし、癒着しなかったりとかそういうためにも、ある程度負荷もかけながらいかないといけない。初めての経験なので、もちろん経験している人にも聞ければいいですし、そうやって不安も解消されればスムーズにメニューもこなせるんじゃないかと思ってます」と前向きに話した。
12日のオフには「髪型をスッキリさせてきました」と笑顔。「ゆっくりしてました。いつもどおり」とマイペースは崩さない。復帰へ向けて、着実に前に進んでいる。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)