ダルビッシュ、最速156キロ! 古巣相手に5回途中1失点5K、OP戦防御率2.45

カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】
カブス・ダルビッシュ有【写真:田口有史】

レンジャーズ戦で153キロ以上を連発、3安打4四死球も最少失点に抑える

 カブスのダルビッシュ有投手が14日(日本時間15日)、本拠地での古巣レンジャーズ戦に先発し、最速97マイル(約156キロ)をマークするなど5回途中4安打1失点4四死球5奪三振。オープン戦3試合登板で防御率2.45と好調を維持している。

 ダルビッシュは初回、秋信守は右直に仕留めるも、デシールズには四球、グスマンには右前打を浴び、1死一、三塁とされる。デビッドソンは空振り三振に仕留めたものの、ペンスには右前適時打を浴びて先制を許した。なおも2死一、三塁のピンチだったが、カイナーファレファは右飛。制球が乱れ、29球を要しながら、最少失点で切り抜けた。

 2回もフォーサイスには左翼線への二塁打、トッチには死球で無死一、二塁としたが、ホワイトを右飛、秋信守、デシールズを遊ゴロと後続を断ち無失点。すると、3回は立て直し、グスマン、デビッドを連続空振り三振、ペンスは捕ゴロと初めて3者凡退に抑えた。

 4回は先頭カイナーファレファに死球を与えたものの、フォーサイスは見逃し三振。暴投でカイナーファレファを二塁に進め、トッチはニゴロで2死三塁とピンチを背負ったが、ホワイトは見逃し三振。ここも無失点で切り抜けた。

 ダルビッシュは5回もマウンドに上がるも、先頭の秋信守を四球で出して76球で降板。2番手のダンシングが後続を断った。ダルビッシュは4回0/3を3安打1失点。4四死球と制球の乱れはあったが、95マイル(約153キロ)以上を連発し、5三振を奪った。

 カブスの開幕カードは28日(同29日)からの敵地でのレンジャーズ3連戦。今季復活を目指すダルビッシュは3番手以内に入れば、古巣のマウンドに上がることになる。

(Full-Count編集部)

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