ロッテ井口監督「何とか状態を上げていってほしい」引き分け挟んで4連敗
5回2失点のボルシンガーを信頼「準備できている」
■日本ハム 4-3 ロッテ(オープン戦・16日・ZOZOマリン)
ロッテは16日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで日本ハムとオープン戦を戦い、4-3で敗れた。先発は開幕2戦目の登板が予定されているボルシンガー。初回、2番西川に四球を与えると2死一塁から、近藤に左翼への適時二塁打を許した。さらに4回には、絶好調の6番大田にオープン戦戦5号ソロを被弾。5回を投げて92球、6安打2失点と、毎回安打を許す不安の残る内容となったが、井口資仁監督は「しっかり準備はできていると思う」と全幅の信頼を寄せた。
その後、近藤のOP戦初となるソロ本塁打などでリードを広げられたロッテは7回、5番角中のこの日3安打目の安打を起点に、6番レアードが移籍初となるOP戦1号2ラン。左翼スタンド中段へ叩きこみ待望の一発を放った助っ人について、指揮官は「ずっと調子はいい。やっぱりああいう一発で流れが変わる」と評価していた。
9回に1点差まで迫ったが、最後は途中出場のドラフト1位ルーキー藤原が右直に倒れて試合終了。本拠地でのオープン戦はこれで引き分けを挟んで4連敗。井口監督は「あとは調子の悪い選手たちが、なんとか状態を上げていってほしい」と奮起を促していた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)