ヤクルト小川監督、侍J帰りの原に苦言 4回7失点に「今日はちょっと情けない」
巨人とのオープン戦に先発するも、制球に苦しみ4安打4四死球
■巨人 8-7 ヤクルト(オープン戦・16日・神宮)
ヤクルトの小川淳司監督が、4年目の原樹理投手に苦言を呈した。16日に行われた巨人とのオープン戦。開幕ローテ入りをかけて先発した右腕だったが、4回4安打4四死球7失点と結果を残すことはできなかった。
初回無死一、二塁で3番丸に初球の145キロを中前適時打とされたので気落ちしたか、亀井には満塁弾を浴びて、いきなり5失点。乱調は止まらず3回には岡本、陽岱鋼に死球を与え、ここまでオープン戦で打点のなかったビヤヌエバに左前適時打を許して、さらに2点を失った。
ローテ入りだけでなく、プロ初の2桁勝利も期待される原。先日の侍ジャパンのメキシコ代表戦でも好投していただけに、小川監督は「何とか粘っていかないといけない。今日はちょっと情けない。油断したところもみられた。もう1試合ぐらいは登板があると思うが」と小川監督は険しい表情だった。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)