豪快ソロのア軍外野手が日ハム斎藤を称賛 「巧みにコントロールしていた」
2回の先頭で左翼スタンド中段に豪快なソロを放ったピスコッティ
日本ハムの斎藤佑樹投手が18日、東京ドームで行われたアスレチックスとの「2019 MGM MLB 日本 開幕戦 プレシーズンゲーム」に先発した。開幕ローテ入りを目指す30歳の右腕から2回先制ソロ本塁打を浴びたアスレチックスのスティーブン・ピスコッティ外野手は「一球だけ高めに入ってきた」と語り、一瞬の隙を見逃さなかった。
昨季ヤンキースとワイルドカードゲームを戦ったメジャーの強豪相手に2回1安打1失点というピッチングだった斎藤。後悔の残る一球は2回先頭打者のピスコッティに投じた4球目だった。
高めに甘く入ったストレートを強振。左翼スタンド中段に飛び込む豪快なソロ弾となった。
「ストライクゾーンの高めに入ったね。一球だけ甘く入ってきたので打つことができた。自分の思う通りのスイングができたけれど、それ以外はいいピッチングだったんじゃないかな」
ピスコッティは試合後のロッカールームでこう語った。一瞬の隙を見逃さなかったが、2回1失点に抑えた相手の背番号「1」のピッチング全般については「ストライクゾーンで巧みにコントロールしていた。全体的にはいい仕事だったと思うよ」と評価していた。
メジャー5年目の28歳は今回の日本開幕戦が初来日となる。
「ずっと楽しみにしていたんだ。すごい噂ばかり聞いていたからね。食事は最高だよ。昨日は寿司に行ったんだ。今日は僕の弟の誕生日でね。美味しいご飯でお祝いするんだ」
ピスコッティは満面の笑みを浮かべた。豪快なソロ弾も愛する家族の誕生日祝いに添えるつもりだ。
(Full-Count編集部)