西武、本拠地初OP戦は黒星発進 ニール乱調に辻監督「もう少し緩急を使って」
先発のニールは5回7失点と大乱調
■ロッテ 10-3 西武(オープン戦・19日・メットライフ)
西武が今季初めてのメットライフドームでのオープン戦(メットライフ)でロッテと対戦し、3-10で敗れた。5回7失点と大乱調だった先発のニールについて辻監督は「(ロッテ打線が)あれだけ積極的に振ってきたらバッテリーも考えないと。球威ある方じゃないから、もう少し緩急を使って投げないといけないのかな」と苦言を呈した。
チームは1月31日に宮崎入りしてからキャンプ、オープン戦と長期遠征を重ね3月17日に帰京。疲労の蓄積が心配される中、この日は外崎が胃腸炎で欠場した。辻監督は「2、3日で帰ってくる。開幕? 大丈夫でしょう」と早期復帰の見通しを示した。
一方で、右足首痛からこの日復帰し、「6番・三塁」でスタメン出場した中村は「(試合に)すんなり入れました。全然大丈夫」と2安打を放ち順調な調整ぶりを披露。栗山も2安打1打点と存在感を発揮した。本拠地に戻り、開幕に向けてベストメンバーで状態を上げていく。
(安藤かなみ / Kanami Ando)