元Gマイコラス、練習試合で6回5失点と開幕へ向け課題 「速球の制球をすぐに調整」
ストレートを課題に「速球の制球に少しムラがあった」
今シーズン開幕投手を務める元巨人、カージナルスのマイルズ・マイコラス投手。18日(日本時間19日)、マーリンズとの練習試合に登板し6回12安打5失点と開幕に向け課題を残した。米メディアが伝えている。
マイコラスは昨年、18勝4敗、防御率2.83でナ・リーグ最多勝のタイトルを獲得。圧倒的な成績を残した右腕はすでに3月28日(日本時間29日)、敵地で迎えるブルワーズとの開幕戦で先発することが決まっている。
この日は制球を乱し6イニング計12安打5失点と開幕に向け課題を残した。米メディア「チェロキートリビューン」は試合後のマイコラスのコメントを紹介。
「速球の制球に少しムラがあった。左打者に対する投球に課題があった。カーブとスライダーの制球はとてもよかった。何点か得点を許したけど、投球がそれほど酷いものだとは感じなかった。自分が良いと思った球に対して打者がいいスイングをしてきた」
マイコラスはストレートの制球が開幕に向けた課題であることを口にしている。それでもカーブ、スライダーなど変化球を交え無四球と手応えも感じているようで「全体的に良かったと思う。良い感触が持てた。変化球の制球が良かったし。速球の制球はすぐに戻す必要がある」。昨年の最多勝右腕は微調整を行い開幕のマウンドに上がる。
(Full-Count編集部)