イチロー、4回守備から途中交代で球場騒然 チームメートと握手&ハグで退く
■「9番・右翼」で先発も第1打席は二飛、第2打席は四球で1打数無安打で交代
■アスレチックス – マリナーズ(20日・東京ドーム)
マリナーズのイチロー外野手は20日、東京ドームでアスレチックスとの「2019 MGM MLB日本開幕戦」に「9番・右翼」で先発。2打席立った後、4回守備からベンチへ退いた。
球場が騒然とした。4回の第2打席で9球目に四球を選んで出塁。ゴードンの送りバントで二進したが、生還することはなかった。東京ドームを埋め尽くしたファンは、イチローが右翼守備に戻ったところを見守っていたが、ここで交代が告げられる。背番号51は大きな拍手の中、フィールド上でチームメートと握手&ハグを交わしながらベンチに戻ると、ダグアウト内でも握手&ハグを繰り返した。そして、敵方ベンチに向かって手をあげ、この回の守備から途中交代した。
3回の第1打席は二飛、4回の第2打席は四球と快音は響かず。第2打席の6球目を自打球とし、悶絶する場面もあったが、フル出場を願っていた日本のファンには、まさかの途中交代となってしまった。メジャー19年目の開幕戦は1打数無安打1四球という結果だった。