ヤクルト塩見、OP戦トップ11盗塁も…阪神青柳に2三振「ツーシームはエグい」

ヤクルト・塩見泰隆【写真:荒川祐史】
ヤクルト・塩見泰隆【写真:荒川祐史】

帝京大野球部で同窓生「完敗です。ツーシームはエグい」

■阪神 10-1 ヤクルト(オープン戦・20日・神宮)

 オープン戦で12球団トップの盗塁をマークしているヤクルト2年目の塩見が、20日の阪神戦(神宮)で11個目の盗塁を決めた。

 塩見は「3番・中堅」でスタメン出場。初回、併殺崩れの遊ゴロで出塁すると、4番・雄平の2球目にスタートを切り、タイミングはアウトに見えたが、足の速さが勝った。1-10という大敗の中ではあるが、9回2死では藤川から左翼フェンス直撃の二塁打と気を吐いた。

 もっとも3回、6回の第2、第3打席は阪神先発の青柳の前に連続三振。ツーシームで翻弄された。帝京大学野球部同窓で同い年のライバルでもあるだけに、試合前から気合が入っていたが「大学(時代)よりよくなっている。完敗です。ツーシームはエグい。第3打席は絶対打ってやろうと思ったが」とプロでは先輩になる青柳に脱帽だった。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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