引退のイチロー、大谷翔平に“ゲキ”「世界一にならないといけない選手」
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二刀流での“究極”の目標も「投手でサイ・ヤング賞の翌年に50本打ってMVP獲ったらバケモン」
マリナーズのイチロー外野手が21日、東京ドームで行われた「2019 MGM MLB日本開幕戦」第2戦の試合後に現役引退を表明した。記者会見では、親交のあるエンゼルス・大谷翔平投手に「世界一にならないといけない選手」と“ゲキ”を送った。
大谷との対戦は結局、実現しなかった。ただ、実際に対峙しなくても、その能力の高さをイチローは高く評価し続けてきた。「世界一にならないといけない選手ですよ」。こう話すと、「対戦したかったですけど、できれば僕ピッチャー、翔平バッターでやりたかったです」と話し、笑いを誘った。
そして、大谷に“究極”の目標を課した。
「投げることも打つこともやるのであれば、僕は1シーズンごとに、1シーズンはピッチャー、次は打者として出て、その上でサイ・ヤング賞とホームラン王とか、そんなことを(普通は)考えることすらできない。でも、翔平はその想像をさせるじゃないですか、人に。この時点で明らかに人とは違う選手であると思うんですよ」
そして「その二刀流は面白いと思うんです」と続けたイチローは「ピッチャーとして20勝する年があって、その翌年に50本打ってMVP獲ったらバケモンですよね。でもそれが想像できなくないですからね」と期待を寄せた。ユニホームを脱ぐイチローの思いを大谷なら叶えてくれるはずだ。
(Full-Count編集部)
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