イチローの“引き際“をリッキー・ヘンダーソン氏も称賛「この幕引きは最高」
「リスペクトしてくれる人たちに見送られる。私も素敵な気持ちになった」
「イチローが引退する。我々はみんな寂しく思うよ。彼はこの競技にとってあまりに大きな存在だからね。一つの時代が終わったということ」
すでに米国野球殿堂入りを果たしている偉人ヘンダーソン氏は、イチローが野球界に与えている影響力の大きさを誰よりも認めている。2001年のメジャー1年目にMVPと新人王を同時受賞。年間200本安打とゴールドグラブ賞、オールスター選出を10年連続で達成した。日米通算4367安打はギネス記録でもある。
だが、東京ドームこそがレジェンドの最後にふさわしい舞台だったとヘンダーソンは語る。
「この幕引きは最高だね。超満員の東京ドームで母国のファンに最後の勇姿を見せることができた。そして、愛情を注がれながら送り出されたんだよ。リスペクトしてくれる人たちに見送られる。私も素敵な気持ちになったよ」
レジェンドがレジェンドと認めるイチロー。ヘンダーソン氏も一時代の終わりを噛み締めていた。
(Full-Count編集部)