鷹育成の川原が支配下へ猛アピール 工藤監督「力で抑えられる」
中村晃が自律神経失調症 工藤監督「とにかく1日でも早くよくなってほしい」
■ソフトバンク 5-2 広島(オープン戦・23日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクは23日、広島とのオープン戦(ヤフオクドーム)を行い、5ー2で勝利した。先発のアリエル・ミランダ投手は5回2失点。2ー2で迎えた5回には柳田悠岐外野手のOP戦3号ソロで勝ち越し、6、7回にも追加点を奪った。
死球で交代のデスパイネは「膝の上でよかった」
育成の川原弘之投手も支配下枠入りへ猛アピールした。2番手として6回の1イニングを1安打無失点。工藤監督は「ランナーを出してもダブルプレーに打ち取った。多少甘いところでも力で抑えられる。右左関係ないところで投げてもらおうかというイメージはあります」と語るなど、支配下復帰が近いことを匂わせた。
ミランダは2回までに2失点したが、3回以降は1安打無失点に封じた。先発として期待される左腕は「初回はアバウトだったけど最後は修正できた」と振り返った。工藤公康監督も「修正はできたと思います。(ボールは)ばらけていましたが、その中で修正できたので問題視はしていません」と左腕の投球を振り返った。
主砲のデスパイネが初回に左足に死球を受けてベンチに下がった。指揮官は「膝の少し上の部分。直接膝じゃなくて良かった。痛いでしょうが、明日の様子を見て(今後のことは)決めます」とし、広島遠征にも同行させる考えであることを明かした。また、自律神経失調症が発表された中村晃外野手については「とにかく1日でも早くよくなってほしい。少しでもリラックスしてよくなってもらえるよう僕たちも全力でサポートしていきます。待ち続けます」とした。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)