明豊、12安打13得点で09年以来10年ぶり春勝利! 横浜・及川は初戦で姿消す

明豊が横浜との乱打戦を制する
明豊が横浜との乱打戦を制する

横浜・及川は4回5安打5失点、一回戦で姿を消す

 第91回選抜高校野球大会は24日、大会2日目が行われ、第2試合は明豊(大分)が13-5で横浜(神奈川)に逆転勝ち。選抜では2009年以来、10年ぶりの勝利となった。

 先制したのは横浜。初回1死一、三塁のチャンスを作ると吉原の中前適時打で先制。さらに及川の左前タイムリーなどで3点を奪う。2回にも1死二塁から内海が中前適時打を放ち序盤で4点のリードを奪った。

 2回までプロ注目の左腕・及川に抑えられていた明豊は3回に打線が爆発。連続四球で無死一、二塁の好機を作ると1番・表が左前適時打を放ち1点を返すと、1死二、三塁から3番・布施の2点タイムリーなど4安打を集中させ5点を奪い逆転に成功。及川は2回2/3で降板となり右翼の守備についた。

 明豊は4回にも2死から満塁のチャンスを作ると4番・野辺の遊撃へのゴロを横浜・津田がタイムリーエラー。続く薮田が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち一挙4点を追加した。

 その後も明豊は追加点を加え終わってみれば計12安打13得点で快勝。今宮(現ソフトバンク)を擁した2009年以来、10年ぶりの春勝利となった。

 最速153キロ左腕として注目を集めた及川は3回途中で降板も、8回2死二塁の場面で再登板。連続四死球で満塁のピンチを作ったが8番・大畑を見逃し三振に抑え、9回も無失点。計4イニングを投げ5安打5失点だった。打線は12安打を放ったが、5得点に終わるなど拙攻が目立った。

(Full-Count編集部)

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