「プロよりいいね! 素晴らしい!」米大学で衝撃のホームラン「強奪」キャッチ
大飛球を背走してジャンプ一番、9回には貴重な同点打でも勝利に貢献
アメリカの大学野球でスーパープレーが飛び出し、話題となっている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「TCU(テキサス・クリスチャン大学)の中堅手、ジョニー・ライザーがフェンス越えのホームランを見事にキャッチした」とのタイトルで、プレーの映像を添えて特集を掲載している。
22日(同23日)に行われたTCUとテキサス大学オースティン校の一戦。0-0の4回表1死一塁の場面で、TCUの中堅手ジョニー・ライザーが相手のスラッガー、ザック・ズビアのホームランを“強奪”したのだ。
センター方向に延びていく痛烈な打球を背走しながら追いかけるライザー。打球はそのままスタンドインかと思われたが、ジャンプ一番。ライザーが左足でフェンスを蹴り、さらに“高さ”を出すと、ボールはフェンスの奥まで伸びていた右手のグラブに吸い込まれた。さらにすぐさま態勢を立て直して二塁へ送球。ランナーの進塁も許さなかった。
TCU公式ツイッターは「強奪だ!!! ジョニー・ライザーが4回表にロングホーンズ(オースティン校のチーム名)のホームランをキャッチ!」とのタイトルで動画を投稿。コメント欄には、熱心な野球ファンでも滅多にお目にかかれないスーパーキャッチを称賛する声が相次いだ。
「素晴らしい!!」
「馬鹿げたキャッチだ!」
「その名の通り素晴らしいキャッチだ」
「20回くらい見た。素晴らしいプレーだ」
「オーマイガー! ただオーマイガー!!!!」
「美しい」
「なんてキャッチだ!!!」
「プロよりいいね! 素晴らしい!」
「信じられない!」
「でかしたぞライザー」
TCUはジェイク・アリエッタ投手やマット・カーペンター内野手を輩出した名門校。この試合ではMLB公式ドラフト有望株ランキング16位のニック・ロドロ投手が8回1失点の好投を見せると、9回に一挙3点を奪いサヨナラ勝ち。ホームランキャッチのライザーも貴重な同点打を放っている。