イチローは「優しい人」…古巣マーリンズの選手たちは最後の勇姿を早朝生観戦
「彼が野球に対して完璧なまでに身を捧げていたのは、誰の目にも常に明らかだった」
特集では、イチローが少なくとも3か国語を話すことができ、日本語、英語、スペイン語でチームメートに冗談を言って笑わせていたことを紹介。マーティン・プラド内野手は「彼はスペイン語が分かっていないチームメートにさえも、スペイン語で冗談を飛ばしていたよ。でも、彼は真剣になるべき場面と、試合に対して敬意を払うべき場面は心得ていた」と語っている。さらにダン・ストレイリー投手もイチローの野球への取り組みに脱帽していたという。
「彼が野球に対して完璧なまでに身を捧げていたのは、誰の目にも常に明らかだった。彼がやってきたこと全てが細かく計算されていた。決して無駄な時間などなかった。彼はとても優しい人だ。彼の労働倫理から得られることがあるんだ。彼と過ごした毎日は楽しかったよ」
惜しまれながら引退したイチローはファンだけでなく、プレーをともにした同僚にも大きな影響を与えてきた。だからこそ、マーリンズの選手たちは朝からテレビの周りに集まり、レジェンドへの最高の敬意と共にその勇姿を目に焼きつけたのだろう。
(Full-Count編集部)