前田健太、開幕へ「もう準備できている」 OP戦最終登板は3回3失点

ドジャース・前田健太【写真:田口有史】
ドジャース・前田健太【写真:田口有史】

エンゼルス戦でトラウトに適時打浴びる「いい練習になった」

 ドジャースの前田健太投手が25日(日本時間26日)、オープン戦のエンゼルス戦に先発し、3回5安打3失点2奪三振無四球で最終調整を終えた。開幕へ向けて「もう準備はできています」と手応えを示している。

 前田は初回、先頭カルフーンに初球を捉えられ、レフトへの先制ソロを被弾。しかし、後続を断つと、ドジャース打線が2回に逆転。しかし、前田はその裏もフレッチャーにライト前への適時打を浴びて同点とされた。続くトバーには鋭い当たりのピッチャーライナーを打たれたが、素早い反応でキャッチ。すぐさま一塁に送り、飛び出していたフレッチャーもアウトに仕留めた。

 3回は1死二塁で、エンゼルスと12年総額4億2650万ドル(約470億円)で契約を延長したトラウトにタイムリーを打たれ、勝ち越しを許す。その後、ボーア、プホルスを打ち取り降板した。

 全イニングで失点を喫したが、前田は「内容は良すぎても嫌だし、悪すぎても嫌。変なヒットはたくさんありましたけど、打たれている感じはそんなに悪くはなかったと思うので、いい感覚で(開幕を)迎えられるかなと思います」と手応えを示した。

 トラウトとの対戦についても「シーズン前にいいバッターと対戦できていい練習にはなったと思います」と前向きに振り返り「年々良いキャンプを送ることができている。一番いいキャンプだったんじゃないかと思います」と話した。そして、開幕へ向けて「もう準備はできています」と力強く断言。前田は30日(同31日)の開幕3戦目・ダイヤモンドバックス戦に先発する予定となっている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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