“真”の助っ人は現れるか 王柏融、ビヤヌエバら12球団新外国人の戦力分析

日本ハムは3人全員が結果を残す

○日本ハム
ハンコック投手
4試合4回 0勝0敗0セーブ 6奪三振 防御率0.00
バーベイト投手
2試合6回 0勝0敗0セーブ 4奪三振 防御率3.00
王柏融外野手
9試合7安打1本塁打4打点 打率.280

 3人の新外国人を獲得した日本ハム。勝ち継投の一角として期待されるハンコックは4試合で自責点0と好調。先発候補のバーベイトもここまで防御率3.00と出来は上々だ。台湾の4割打者として期待される王は、ここまで打率.280を残した。一方で出塁率、長打率は伸びず、若干の不安材料か。

○オリックス
エップラー投手
1試合2回2/3 0勝0敗0セーブ 0奪三振 防御率3.38
メネセス内野手
13試合11安打1本塁打4打点 打率.289

 エップラーはオープン戦初登板となった8日の巨人戦で3回途中1失点。思うような好投とはいかず、2軍調整となっている。メネセスはOPS.805と上々の出来。先日行われた侍ジャパンの強化試合にはメキシコ代表として参戦して大暴れを見せた。ロメロ、マレーロらと共に中核を担いそうだ。

○ロッテ
レイビン投手
登板なし
ブランドン投手
1試合4回 0勝1敗0セーブ 5奪三振 防御率4.50
バルガス内野手
14試合4安打3本塁打5打点 打率.095

 12年以来のNPB復帰となったブランドンは1試合のみの登板も開幕ローテーション濃厚。大砲候補として獲得したバルガスは明るい性格で話題となっているが、結果が出ていない。とはいえ前評判の高かったパワーは本物で、23日の巨人戦で両打席本塁打を放つなど、復調の兆しをみせている。抑え候補のレイビンはオープン戦登板がなかった。

○楽天
ブセニッツ投手
6試合6回 0勝0敗1セーブ 5奪三振 防御率4.50
ブラッシュ外野手
12試合14安打3本塁打15打点 打率.350

 勝ちパターンの一角として期待されるブセニッツは6試合で防御率4.50。シーズン前の調整としてはまずまずといったところか。4番候補のブラッシュは打率.350と絶好調。規定未到達ながら15打点は12球団トップタイで、新加入の浅村とともに主軸を担いそうだ。

(Full-Count編集部)

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