“真”の助っ人は現れるか 王柏融、ビヤヌエバら12球団新外国人の戦力分析

8人の外国人選手を抱える巨人、新加入2人はいずれも苦しむ

○巨人
クック投手
6試合6回 0勝0敗1セーブ 6奪三振 防御率6.00
ビヤヌエバ内野手
14試合8安打1本塁打4打点 打率.195

 支配下登録に大量8人の外国人が揃う巨人。MLB通算236試合登板のクックと昨季20本塁打のビヤヌエバは鳴り物入りで加入も、ここまでは苦しむ試合が続いている。特に開幕スタメンが期待されていたビヤヌエバは打率が2割を割っている。レギュラーシーズンで対応できるか。長年ブルペンを支えたマシソンが離脱していることもあり、クックには大車輪の活躍が求められる。

○DeNA
なし

○中日
ロメロ投手
4試合15回 0勝1敗0セーブ 11奪三振 防御率4.80

 優良助っ人の多い中日の新外国人ロメロは、MLBではリリーフとして活躍したが、日本では主に先発として4試合に登板。防御率こそ目立たないが、開幕ローテを任されることが濃厚。昨季2桁13勝を挙げたガルシア級の活躍が期待される。

○阪神
ジョンソン投手
7試合7回 0勝0敗0セーブ 10奪三振 防御率0.00
マルテ内野手
6試合4安打0本塁打1打点 打率.250

 メッセンジャーが日本人登録扱いとなる今季はジョンソンとマルテを新外国人として補強。ジョンソンはオープン戦で自責点0と安定感抜群の投球を見せ、ブルペン陣を引っ張る存在になりそう。今一つ波に乗り切れていないマルテは故障の影響もあり、開幕は2軍か。ジョンソン、ドリス、ナバーロに加え中日から加入のガルシアで開幕を迎えるだろう。

○西武
ニール投手
2試合9回 0勝1敗0セーブ 6奪三振 防御率7.00

 先発投手候補の一角として獲得したニールはオープン戦では防御率7.00と苦しんだ。ただ、チームは内海、ドラフト1位の松本航ら先発陣に故障者が出て、先日発表のあった開幕ローテーションに組み込まれることとなった。昨季途中にはマーティン、ヒースを獲得、優勝へ戦力となっただけに、新助っ人の活躍を期待したいところだ。

○ソフトバンク
なし

日本ハムは3人全員が結果を残す

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