トラウト、大谷翔平&アップトンを欠いての開幕へ本音も「難しい状況だと思う」
主軸のアップトンは右足親指捻挫、大谷はリハビリ中「乗り越えるか、他の選手が上がってくるか」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は26日(日本時間27日)、主軸のジャスティン・アップトン外野手が右足親指の捻挫のため故障者リスト(IL)することについて、「難しい状況だと思う。ただ、シーズンは始まる。乗り越えるか、他の選手が上がってくるか。それだけだ」と必死に前を向いた。
アップトンは昨季打率.257、30本塁打、85打点をマーク。大谷翔平も昨年10月初旬に右肘内側側副靭帯の再建術を受けた影響でリハビリ中で、打線の“核”となる2人を欠いての開幕となる。トラウトは今春のオープン戦で17試合出場、3本塁打、13打点。「もう(シーズン開幕への)準備はできている。(投手に比べ)一般的に野手にとって春はすごく長いものだと思っている。いい感触をもっている。シーズンを迎えるにあたって健康だしね」と話した。
自身はエンゼルスと12年4億2650万ドル(約469億円)で契約を延長したばかり。「ここ(エンゼルス)と契約した。妻と自分にとってとても大きなシーズンを迎える。そして残りのキャリアを過ごす。確かにホッとした。とても幸せだよ」と意気込みを語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)