元阪神助っ人は逆境…ツインズの「2人のロサリオ」に明暗「違う世界にいる」
「ほとんどの投手たちは…捕手としての彼にかなり文句を言っていた」
その立場が5年後の現在は完全に逆転。もっとも、当時からウィリンは問題を抱えていたという。「コロラドでは、ウィリンには捕球の問題があり、彼を正捕手として起用し続けることができないと決断された。彼は2015年の半分をマイナーで主に一塁手としてプレーした」。打てる捕手として台頭したが、キャッチング技術に問題があり、“捕手失格”の烙印を押されたというのだ。
記事には、2014年当時にロッキーズに在籍していた名リリーバーのラトロイ・ホーキンス氏が登場。現在、2人のロサリオが在籍するツインズで特別補佐を務めている同氏は、「私は捕手としてのウィリンに問題はなかった。しかし、他のほとんどの投手たちは……捕手としての彼についてかなり文句を言っていたよ」と“暴露”。やはり、捕手としての能力にはかなりの問題があったようだ。
5年前に出場停止処分を受けたエディは現在、ツインズで4番を打つほどの存在となった。一方で、ウィリンはマイナー契約からのメジャー昇格を目指して、招待選手として奮闘している。特集は「今春、彼らは数100ヤード(約91メートル)離れた距離にいるが、野球の世界では何光年も離れている」と、ウィリンには厳しすぎる一文で締めくくられている。
昨季は阪神で期待に応えられず、1年で退団することとなったロサリオ。メジャー昇格を掴み取り、“名誉挽回”できるだろうか。
(Full-Count編集部)