鷹・柳田、若き投手陣も世界中の子供たちも助ける「1本でも多く打ちたい」
開幕を前に成績連動型の寄付活動を発表「子供たちを助けられたら」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が28日、本拠地ヤフオクドームで戦う西武との開幕戦に向けて意気込みを語った。
本拠地で行われた前日練習。柳田は、フリー打撃で次々にスタンドへと打球を打ち込み、開幕戦に備えた。練習後には「(気持ちは)明日から始まるな、と。そのくらいです。調子はぼちぼちかなと。色々と試行錯誤しながら、明日も試行錯誤しながら1年間やっていきたいと思っています」と語った。
この日、今季も成績連動型の寄付活動を行うことを発表した柳田。本塁打1本につき、30万円を寄付することになった。34本以上で総額1000万円超の寄付となるだけに「昨年からやってきましたけど、世界には食事も取れない子供がたくさんいる。少しでもそういう子供たちを助けられたら。それが自分のモチベーションになりますし、1本でも多く打ちたい」と語った。
昨季は打率.352、36本塁打102打点と打撃主要3部門でキャリアハイの成績を残したものの、チームはリーグ2位。2年連続日本一にこそ輝いたが、悔しさも残した。開幕を迎える投手陣はルーキー2人の若い顔ぶれとなり、選手会長は「昨年よりも多く打ちたい。去年を超えるのが1番ですね。投手を助けられるように、たくさん点を取ってあげられるように、少しでも楽に投げられるようにサポートできたら」と話していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)