平成開幕戦の歴史を振り返る 番長・三浦は7戦7敗の珍記録、巨人が最高勝率【セ編】

DeNAの三浦は7度の開幕投手を務めるが全て敗戦投手に

5位 勝率.414(12勝17敗1分) 阪神タイガース

 1995年からの7年間で6回最下位と「暗黒時代」を迎えたが、開幕戦も1991年から2001年まで11連敗。立ち上がりでいきなりファンを失望させた。しかし、それ以降は10勝6敗1分と立ち直っている。2008年から10年まで安藤優也が3連勝している。メッセンジャーも3勝1敗と得意にしている。

6位 勝率.321(9勝19敗2分) 横浜DeNAベイスターズ

 12球団で開幕戦の勝率が最も低いのはDeNA。2004年から10年まで7連敗している。ここ2年も連敗。「ハマの番長」こと三浦大輔は7度の開幕投手を務めたがすべて敗戦投手。通算7敗はNPB記録になっている。開幕戦で2勝した投手はいない。

 最後に平成の両リーグ開幕戦、勝利投手5傑を挙げておこう。

1石川雅規 5勝3敗(ヤクルト)
1涌井秀章 5勝3敗(西武、ロッテ)
3斎藤雅樹 4勝1敗(巨人)
3岩隈久志 4勝2敗(近鉄、楽天)
5安藤優也 3勝0敗(阪神)
5斉藤和巳 3勝0敗(ダイエー・ソフトバンク)
5川上憲伸 3勝0敗(中日)
5和田毅 3勝0敗(ソフトバンク)
5メッセンジャー 3勝1敗(阪神)
5黒田博樹 3勝1敗(広島)
5佐々岡真司 3勝1敗(広島)
5菅野智之 3勝1敗(巨人)
5石井一久 3勝1敗(ヤクルト)
5攝津正 3勝2敗(ソフトバンク)
5西崎幸広 3勝4敗(日本ハム)

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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