平成の開幕戦を振り返る ホークスが最高勝率、近鉄は2位と健闘【パ編】

日本ハム、オリックス、ロッテが平成の開幕戦は負け越し

5位 勝率.448(13勝16敗1分) 北海道日本ハムファイターズ

 勝ったり負けたりが続く。平成元年から西崎幸広が7度の開幕投手になったが3勝4敗。2008年からダルビッシュが4年連続で開幕投手も1勝3敗。ここ3年は黒星スタートになっている。

6位 勝率.379(11勝18敗1分) オリックス・バファローズ(ブレーブス、ブルーウェーブ含む)

 オリックスは2011年まで11勝11敗1分と五分の星だったが、2012年から7連敗中。この間1点差負けが4試合、2点差負けが3試合。中継ぎ陣が打ち込まれての敗戦が多い。開幕投手では金子千尋が2勝している。

6位 勝率.379(11勝18敗1分) 千葉ロッテマリーンズ

 最下位タイはロッテ。平成元年、2年とエース村田兆治が連勝。順調なスタートだったが、以後負けが込んだ。2016年に西武から移籍した涌井秀章が連勝したが、ここ2年は連敗。村田と涌井の2勝が最多。

 開幕戦は、143分の1に過ぎないが、この集計からはチームの強さと関連があることがわかる。そういった意味でも開幕戦に注目するのも面白い。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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