平野佳寿、今季初登板は1回1失点 勝利も…6時間5分の熱戦に「野手はしんどい」

今季初登板を果たしたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
今季初登板を果たしたDバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

6時間5分はドジャースタジアムのレギュラーシーズン史上最長ゲームに

■Dバックス 5-4 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は29日(日本時間30日)、敵地ドジャース戦に3番手で今季初登板も勝ち越しのタイムリーを浴びた。その後、ゲームは延長戦に突入して、ドジャースタジアムのレギュラーシーズン史上最長の6時間5分の大熱戦の末、ダイヤモンドバックスが延長13回に決勝点を奪って5-4で勝利した。

 ダイヤモンドバックスが3点差を追いついた直後の7回、平野が3番手でマウンドへ。しかし、2死からポロックに二塁打を浴びると、続くシーガーにスプリットを捉えられ、勝ち越しタイムリーを許した。ピーダーソンにセーフティバントを決められ、2死一、二塁となったが、最後はベリンジャーを二ゴロ。今季初登板は1回3安打1失点1奪三振1四球という結果だった。

 すると、打線が直後の8回に同点に追いつき、試合は延長戦へ。13回、ダイヤモンドバックスはケリーの適時二塁打で勝ち越し、ロングゲームを制した。

 6時間5分の大熱戦も「僕は別に1回しか投げてないので。野手はしんどいと思います」と平野。シーガーに適時打を許したスプリットについては「高く行ったからああやってヒットになったので、低く投げたいと思います。もっと低めに投げたかったけど、ちょっと投げきれなかった」と淡々と振り返った。開幕連敗を逃れ、チームとしては大きな勝利となった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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