ソフトバンク松田宣、史上125人目の1500安打 ホークスでは7人目の快挙

ソフトバンクになってから入団した選手としては最初の1500安打

 福岡移転後では、松中、小久保に続いて3位。またチームがソフトバンクになってから入団した選手としては最初の1500安打打者だ。現役でこれに続くのは長谷川勇也の1108安打、その次が内川聖一の942安打。当面、松田がチームを引っ張ることになる。

 松田は安打数だけでなく、試合数(1495試合10位)、二塁打(278本6位)、三塁打(58本4位)、本塁打(245本5位)、打点(816打点5位)の各部門でホークスの歴代10傑に入っている。三塁手としてゴールデングラブ7回は、掛布雅之(阪神)、岩村明憲(ヤクルト)の6回を抜き、中村紀洋(近鉄、中日)とならび史上最多。
松田宣浩はすでに球史、ホークス史上に残る名選手になったといえるだろう。

 松田は5月17日で36歳になる。現在4年連続で全試合出場しているが、昨年は打撃不振に陥り、6月にはスタメンを外れたこともあった。あと498本で2000本安打。これを達成するには、40歳近くまで一線で活躍しなければならない。かなり高い目標だが、今季の成績が大きなカギになるだろう。最高の滑り出しをした松田宣浩、今季はどこまで安打を積み上げるだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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