前田健太、7回途中3失点で初勝利も先頭打者弾に苦笑い 「またやっちまった」
先頭のダイソンにいきなり先頭打者アーチを浴びた前田
■ドジャース 18-5 Dバックス(日本時間31日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が30日(日本時間31日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で今季初先発し6回2/3、5安打6奪三振、3失点の好投で初登板初勝利を挙げた。試合後、先頭打者に一発を浴びた場面を振り返り「またやっちまったと思って、後悔した」と苦笑いを浮かべていた。
今シーズン初登板はいきなり先頭のダイソンに先頭打者アーチを浴びる波乱の幕開けだったが、その後は要所を締めゲームを作った。3失点は全てソロホームランと走者をためることなく“最少失点”で切り抜け今季1勝目を手にした。
18得点を奪った味方の援護にも感謝し「そんなにランナーためることなく失点もソロホームランだけだった。味方が点を取ってくれたことが大きかった」と振り返った。初登板で初勝利を挙げたことには「もちろん大きいですね。シーズン最初の1勝は早めにやっておきたい。1試合目にできたのは良い材料かなと思う」と笑顔を見せた。
この日はチェンジアップを効果的に使う場面もあり「中々これまではできなかったこと。左バッターを並べられても不安要素がない。そういう意味では今日の内容はすごく自信になる」と手応えを口にした。
シーズン前、最後のオープン戦でも先頭打者にホームランを許し、シーズン初登板となったこの日も先頭打者アーチを浴びたが「またやっちまったと思って結構、後悔した。入っていたスイッチをいきなり切られたような。結構ダメージが大きかった」と苦笑いを浮かべていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)