日ハム栗山監督と中田の“師弟愛” 「赤ちゃんのような純粋さをあいつは持っている」

最高のスタートを切った中田に「こんなんでホッとしてもらっちゃ困るんだ」

「うまくいかないこともあるんだけど。翔ってスタート、下手じゃない。昨日みたいなスタートはちょっとホッとする…って、こんなんでホッとしてもらっちゃ困るんだ。普通だよ!」。最後はツンデレで締めくくって報道陣を笑わせたが、これまで以上の活躍を願う“親心”に溢れた話しぶりだった。

 中田の栗山監督への信頼も揺るぎない。今季は目の前の試合を勝つためだけのオーダーを組むと明言している指揮官の意図を汲むように、開幕前に「(打順は)何番でもいい」と話していた。蓋を開けてみれば、この3連戦では4番に座った。サヨナラ満塁弾の後にあらためて打順について質問された中田はこう答えた。

「監督の思いというものは僕だけじゃなく、選手全員がしっかりと感じなければいけないことだと思います。無意味なことをする監督ではないですから。何かしら意図があって、選手のことを考えてやってくれているので。僕は本当に栗山さんが監督をやる以上、監督を信じてやるだけですし、僕だけじゃなく、みんな監督に信頼を置いていると思うので。そこに関して変わることはないですね」

 監督と4番としてチームの勝敗を背負ってきた師弟コンビも8年目に突入。深い絆が3年ぶり日本一への原動力になる。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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