広島ドラ1小園、21打席連続無安打も前向き 「甘えることなくやっていく」

ウエスタン・リーグ、オリックス戦で4打数無安打に終わった広島・小園海斗【写真:橋本健吾】
ウエスタン・リーグ、オリックス戦で4打数無安打に終わった広島・小園海斗【写真:橋本健吾】

この日も4打数無安打に終わり21打席連続ノーヒット「課題は分かっている」

 広島の小園海斗内野手が7日、ウエスタン・リーグ対オリックス戦で「1番・遊撃」で先発出場。4打数無安打に終わり4試合連続ノーヒットに終わった。これで4月3日・中日戦の第3打席から21打席連続無安打となったが「自分の中で課題は分かっているのでしっかり修正していきたい」と前を向いた。

 オリックスの先発・成瀬の前に第1打席は空振り三振、第2打席も見逃し三振に倒れるなどこの日も快音は響かず。それでも6回の第3打席は中飛、9回の第4打席は左飛はしっかりと捉えた打球を放っており「最後の2打席の感じは悪くなかった」と、復調のきっかけを感じた様子。

 春季キャンプ、オープン戦、そして開幕1軍入りと怒涛の日々を過ごしてきたドラ1ルーキーに水本2軍監督は「下(2軍)では多く打席に立つことで課題が見えてくる。結果が出ないから(スタメンを)外すことはない。試合を重ねてやるべきことをやっていくことから。やることはいっぱい、まだまだですよ」と、口にする。

 2軍ではここまで6試合に全てフル出場し24打数2安打、0本塁打、0打点、0盗塁、打率.083。まだまだ納得いく結果は出ていないが「課題は分かっている。まだ後ろで構えていて、自分の中で投手に入っていけていない。その部分を含めて修正していきたい」と力を込めた。

 将来のリードオフマンと期待され「1番・遊撃」として起用されているが「経験させてもらっているが、そこに甘えることなくやっていきたい。練習からしっかりやっていきます」と、巻き返しを誓っていた。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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