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DeNA、今季は「9番・投手」が基本線も…「2番打者最強説は9番打者次第」

フィールド内外でさまざまな新風を巻き起こしているDeNA。なかでも画期的だったのは、投手を8番に起用する打順。この戦法の意図はどこにあるのかを探るため、現場の声を聞いてみた。

「今のところ19年の『8番・投手』はないと思う」も…

 CS進出を逃した昨シーズン終了後、ラミレス監督は打順について再考する構えを見せている。実際に19年はキャンプから「9番・投手」での打線が目立つ。 青山コーチは言う。

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「取り急ぎ、今のところ19年の『8番・投手』はないと思う。でもそれだって状況次第ではわからない。監督だって1つのバリエーションとして頭の中にはある。それだけでも武器の1つになるから」

 オープン戦最終戦、DeNAはDHの採用をせずシーズン同様、投手を打席に立たせた。この時は昨年までと同じく「8番・投手」。シーズンオフ中から「8番・投手」廃止の声が聞こえていた中、ここへ来て戻した格好である。 そして迎えたシーズン開幕では再び「9番・投手」を採用した。

 143試合の長丁場、どのチームも状況に応じて打順が変わることは日常茶飯事。その中でどのような形に落ち着くのか。最も機能する形は何なのか。それを早く見つけ出したチームが優位に立つのは必然であり、現状はまだ模索している段階とも言える。

 ラミレス監督をはじめ首脳陣がここまで頭を使うのは、DeNAのチーム力に直結すると考えているからではなかろうか。バリエーションの1つとはいえ、やはりDeNAの「8番問題」から目が離せない。シーズンの大きな鍵を握るかもしれない。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページ(http://www.ballparktime.com)にて取材日記を定期的に更新中。

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