阪神福留が到達した史上46人目のNPB通算1000打点 その価値とは…
PL学園出身では4人目、2000安打未満で1000打点は13人目
PL学園出身者では4人目だ ()は実働
加藤秀司 1268打点(1969-1987)
清原和博 1530打点(1986-2008)
立浪和義 1037打点(1988-2009)
福留孝介 1003打点(1999- )
福留は2008年から2012年まで5シーズンMLBでプレーしている。実働16年での記録達成だ。100打点は2005、2006年の2回だけだが、36歳でNPBに復帰してからも打棒は衰えず、直近4年間で3回70打点以上を記録している。
4月9日時点で、福留の通算安打数は1818安打。2000安打未満で1000打点を記録した打者は福留で13人目だ。打点の多い順。
T・ローズ 1269打点/1792安打(1996-2009)
山崎武司 1205打点/1834安打(1987-2014)
松中信彦 1168打点/1767安打(1997-2015)
田淵幸一 1135打点/1532安打(1969-1984)
藤村富美男 1126打点/1694安打(1936-1958)
村田修一 1123打点/1865安打(2003-2017)
原辰徳 1093打点/1675安打(1981-1995)
中村剛也 1050打点/1333安打(2002- )
青田昇 1034打点/1827安打(1942-1959)
江藤智 1020打点/1559安打(1989-2009)
掛布雅之 1019打点/1656安打(1974-1988)
井口資仁 1017打点/1760安打(1997-2017)
福留孝介 1003打点/1816安打(1999- )
一時代を築いた強打者が並んでいる。しかし、戦争でキャリアが中断している選手、故障などで選手寿命が短かった選手、MLBに挑戦した選手など、何らかの事情で実働期間が短くなった選手が多い。
この中で殿堂入りしているのは藤村冨美男、原辰徳、青田昇の3人。1000打点を記録していても2000本安打をクリアしていないと、殿堂入りは難しい。福留は日米通算では2316安打をマーク。NPB通算2000安打にも182安打となっている。
(広尾晃 / Koh Hiroo)