元DeNA久保康友、7回8安打4失点でメキシカンL開幕2連勝「打線のおかげ」
初回に1死も奪えぬまま2被弾4失点も…ベテランらしいマウンドさばきで7回投げきる
メキシカンリーグのブラボス・デ・レオンに所属する元DeNAの久保康友投手が11日(日本時間12日)、敵地カンペチェで行われたピラタス・デ・カンペチェ戦に先発し、7回8安打4失点で2勝目を飾った。チームは打線の大量援護で13-4で大勝。3勝3敗の勝率5割に戻した。
「日本と似ている気候だったので、暑さは気にならなかった。今日(の勝利)は打線が打ってくれたおかげです。配球での戸惑いはあったが、4番にはうまいこと打たれた」
7回無失点と好投した開幕戦から中5日での登板。1点の先制点をもらってマウンドに上がった初回、四球と左前打で1、2番打者に出塁を許すと、3番打者に右越え3ランを献上。続く4番打者にも初球を左翼後方に運ばれて連続被弾した。ボールが高めに浮き、1死も奪えぬまま4点を失った。
だか、その後も冷静だった。捕手のリードに対して意見を出し、攻め方を変えるなど、ベテランらしいマウンドさばき。メジャー経験のある、続く5番打者を打ち取り、ペースを掴むと、2回以降はスコアボードにゼロを並べ、7回95球で先発としての役割を果たした。