日ハム、福岡→札幌のタフな移動ゲームで勝利 栗山監督「とにかく我慢」
逆境で力を発揮した選手に目を細める「久しぶりにつながっていく感じ」
■ 日本ハム 4-1 ロッテ (12日・札幌ドーム)
日本ハムは12日、本拠地でのロッテ戦に4-1で勝利した。
福岡から札幌への移動ゲームというタフな状況で、打線がつながった。同点で迎えた6回に4安打を集中して3点を勝ち越し。栗山英樹監督は「久しぶりにつながっていくという感じになってきた」と逆境下で力を発揮した選手たちに目を細めた。
投げては先発の上沢直之投手が7回6安打1失点にまとめ、宮西尚生投手、秋吉亮投手の継投で逃げ切った。宮西は通算300ホールドに王手をかけ、移籍1年目の秋吉は2年ぶりのセーブを挙げた。
「あと2試合で6連戦が1回終わる。今は選手に無理してもらっているけど、あと2つ、目一杯いってもらえば、必ず落ち着くはず。とにかく我慢。今この状態で必死にやって一つでも多く取れば、必ず流れが来る」と指揮官は力を込めた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)