ハム栗山監督、レアードの活躍を称賛も… 「本人にはホームラン打つなよと」
レアードの活躍に親心も「元気でやってくれているというのはホッとする」
■日本ハム – ロッテ(13日・札幌ドーム)
日本ハムの栗山英樹監督が13日のロッテ戦前、昨季まで師弟関係にあったロッテのレアード内野手について言及した。
移籍1年目の今季、打率.381、7本塁打、11打点と絶好のスタートを切った教え子に「集中力があるよね。チームは離れたけれども、一緒にやっていた人たちが元気でやってくれているというのはホッとする」と親心をのぞかせた。
一方で釘を差すことも忘れなかった。「本人には『ホームラン打つなよ』と言っておいたけど」と付け加えて、報道陣を笑わせた。
来日1年目の15年シーズン当初は日本の投手に対応できずに苦しんだレアードは、打率1割台でも使い続けてくれた栗山監督のことを「日本のお父さん」と慕っていた。古巣との初対戦となった12日の試合では3打数1安打で本塁打なし。13日の第2戦ではどんな“恩返し”を見せるだろうか。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)