オリ新4番・杉本が1号2ラン 確信の一発「打った瞬間入ると思いました」
ベンチに戻るとナインからサイレントトリートメントで迎えられる
■西武 – オリックス(13日・メットライフ)
オリックスの杉本裕太郎選手が13日の西武戦(メットライフ)で今シーズン1号となる2ランホームランを放った。
この日、ロメロに代わってプロ入り後初の4番に抜擢された杉本。10日に1軍に合流し、ここまで無安打だった“ラオウ”杉本が4番の仕事をやってのけた。
1-1の同点に追いつかれた直後の3回、西武先発・今井が無死から3番・吉田正に四球を与えると、続く杉本はその初球を力強くフルスイング。高く上がった打球を見上げると、本塁打を確信すると一塁を回りながらガッツポーズを見せた。
第1打席は一、三塁の好機で凡退しており「初回のチャンスで打点をあげることができなかったですし、なんとかチームに貢献したいと思い、切り替えて打席に入りました。感触がよかったので、打った瞬間入ると思いました。今年1本目のホームランを打つことができてよかったです」とコメント。
センターバックスクリーンの中段に激突する大きな一発に、詰めかけたオリックスファンは大いに沸いた。杉本はベンチに戻るとチームメイトからサイレントトリートメントで迎えられた。