デービス、63打席ぶりのヒットで相手右腕に感謝 「とても尊敬している」
デービスは14日のレッドソックス戦で連続無安打を62打席でストップ
■オリオールズ 9-5 Rソックス(日本時間14日・ボストン)
オリオールズのクリス・デービス内野手が13日(日本時間14日)、敵地レッドソックス戦の第1打席で2点タイムリーを放ち昨季から続く連続無安打記録を「62」で止めた。待ちに待った快音にチームメートは歓喜し、相手投手も賛辞を送っていた。MLB公式サイトが伝えている。
初回に2死満塁の好機で打席に入ったデービスは右前へ先制の2点タイムリーを放ち不名誉な記録に終止符を打った。これにはチームメートもベンチで大はしゃぎ。MLB公式もデービスが放った待望のヒットに「ヒットだ! クリス・デービスが連続無安打に終わりを告げる」と伝えた。
記事では昨シーズンから続く長いトンネルを抜け出したデービスのコメントを紹介。「間違いなく、自分はしばらくの間(ヒットがでることを)心待ちにしていた。でも、ベンチを見たらみんながはしゃいでいて、自分の気持ちを表す言葉が本当に見つからなかったよ」。チームメートの喜ぶ姿に感激した様子を伝えている。
また、相手先発のリック・ポーセロに対し「リックをとても尊敬している。彼はとても素晴らしい投手だ。そして、とても良い投球をした」と感謝の言葉を伝えている。
この日「3番・左翼」で出場したドワイト・スミスJr.も「ジャンプしてみんなでヒットを喜んだよ」と興奮。デービスへの“お祝い”はクラブハウスでも続き「チームメートは彼がクラブハウスに入ってきた際、ロッカーを激しくたたき祝福した」と伝えている。
また、レッドソックス公式サイトはヒットを浴びた先発のリック・ポーセロ投手が「試合や練習に毎日真剣に取り組んでいる。彼が乗り越えようとしていることを乗り越えいることができたことに、敬意を表したい」と、デービスに賛辞を送っていることを伝えている。
(Full-Count編集部)