菊池雄星、6回3失点の力投もメジャー初勝利ならず 3度目QSも開幕5戦連続勝ちなし

インディアンス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
インディアンス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

メジャー初勝利を目指し今季5度目のマウンドに上がった菊池

■マリナーズ – インディアンス(日本時間16日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が15日(日本時間16日)、本拠地インディアンス戦に今季5度目の先発し6回5安打3点で降板。今季3度目のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)を達成したが打線の援護なくメジャー初勝利はお預けとなった。

 本拠地では2度目の先発となった菊池。この日の登場局は一度はシアトル出身のODESZA(オデッザ)の曲に決めたが、その後、午後になってジョー・サトリアーニの曲「クラウド・チャント」に変更しマウンドに上がった。

 メジャー初勝利をかけた菊池は初回。簡単に2死を奪ったがゴンザレスに中前打、サンタナに四球を与え一、二塁とすると続くH.ラミレス、キプニスに連続タイムリーを浴び2点を失った。

 2点ビハインドの3回には先頭のJ.ラミレスに90.5マイル(約146キロ)の直球を左翼席へ運ばれ3点目を失った。4回は3者凡退、5回も2死二塁とピンチを背負ったが86.8マイル(約140キロ)のスライダーでゴンザレスを空振り三振に仕留めた。

 6回もマウンドに上がった菊池は先頭のサンタナ、H.ラミレスを連続三振、ギプニスを三ゴロに抑えた。その裏、打線がようやく相手先発バウアーを捉える。1死二塁からサンタナのタイムリーで1点を返した。

 菊池は6回5安打3失点で降板。今季3度目のQSを達成したがメジャー初勝利はまたもお預けとなった。

(Full-Count編集部)

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