菊池雄星、6回3失点もメジャー初黒星 初回の失点悔やむ「また同じような結果に」
2回以降の投球には手応えも「立て直したことは次に繋がるかなと思う」
■インディアンス 6-4 マリナーズ(日本時間16日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのインディアンス戦に今季5度目の先発で、6回を投げ5安打3失点でメジャー初黒星を喫した。開幕から5試合連続で白星を逃した左腕は試合後「立ち上がりで軸となるボールを見つける前に相手に流れがいってしまった」と反省を口にした。
初回に簡単に2死を奪いながら2失点を喫し「ここ3試合、初回に点を取られてしまって。立ち上がりはすごく大事にしていたが、また同じような結果になってしまった」と、序盤の失点を反省。
それでも粘りの投球で6回3失点、今季3度目のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)を果たした。しかし、追い込んでから痛打を浴びる場面もあり「甘くなったところ打たれてしまったり。もっと工夫できたなというところはある。立ち上がりで軸となるボールを見つける前に相手に流れがいってしまった」と、自身を分析した。
ここまで5試合に登板し3度のQSと4試合を3点以下に抑えるなど先発としての役割は果たしている。メジャー初勝利はまたもお預けとなったが「ボール自体は2回以降まとまってきた。そこから立て直したことは次に繋がるかなと思う」と、確かな手ごたえも感じていた。