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「ストライクゾーンで勝負」―無四球完封のロッテ涌井、西武戦で得た“気づき”

投打がかみ合わず4連敗中だったロッテ。負の流れを止めたのは今季からエースナンバーを背負うベテラン右腕の投球だった。

次回登板も本拠地「また9回投げ切りたいと思います」

 そんな涌井に文字通り”追い風”も吹いていた。「結構、風も投げやすい風だったので、それをうまく使いながら(投げました)」。東京湾から吹き込んでくる本拠地・ZOZOマリンスタジアム特有の風が、この日は涌井に味方した。

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「低めに、抑えつけるように投げれば(ボールが)浮くというのがあるので」

 外野側から吹き込む風がバックネットにぶつかり、グラウンド上ではホームから外野方向へと風向きが逆になることが多いZOZOマリン。涌井の言うように、低めに投じたボールがバッターに到達する時に浮き上がるような形となり「ちょっと向こうの打線が差し込まれたりしていたと思う」と、地の利も最大限に生かした完封劇だった。

 井口監督も「週頭の試合で勝てると波に乗りやすい」と涌井の好投を評価し、背番号18は「火曜にピッチャーを使うと後々中継ぎもきつくなると思うので、できる限り長いイニングを任されればいいなと思いますし、それを続けていければ」と、ここまで奮投しているリリーフ陣への気遣いも見せた。

「次も千葉なので、また9回投げ切りたいと思います。頑張ります」と、お立ち台で語った涌井。「まさか、最後までランナー出さずに行けるとは思っていなかったですけど、しっかり仕事ができたかなと、久しぶりに。今日は満足です」と淡々とした口調で、勝利の喜びを語っていた。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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