バット投げ→報復死球で4人退場の乱闘劇「シカゴでバット投げが乱闘を呼ぶ」
18日に行われたホワイトソックス・ロイヤルズ戦で退場者4人が出る乱闘騒動
■ロイヤルズ 4-3 ホワイトソックス(日本時間18日・シカゴ)
17日(日本時間18日)に行われたホワイトソックス・ロイヤルズ戦で、ホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手ら4人が退場となる乱闘騒動が起きた。MLB公式サイトは「シカゴでバット投げが乱闘を呼ぶ」と大きな物議を醸している。
“問題”はアンダーソンの“バット投げ”が発端だった。4回2死で先発右腕ケラーから通算50号となる左越え4号ソロ。よほど会心の当たりだったのだろう。その直後に三塁ベンチ方向へバット投げを決めている。
その行為が気にいらなかったのか。ケラーはアンダーソンの6回先頭で臀部付近に92マイル(約148キロ)の直球をぶつけた。アンダーソンは当てられた瞬間、ケラーへ歩み寄る。両軍ベンチから首脳陣、選手が飛び出した。事態は1度は収まったかに見えたが、一塁線付近でレンテリア監督らが言い合いに。この騒動でホワイトソックスのアンダーソンとレンテリア監督、ロイヤルズのケラー、ウィルソン・ブルペンコーチの計4人が退場処分となった。
MLB公式の動画コーナー「Cut4」は公式ツイッターで「子供は遊ばせろ」とアンダーソンのバット投げの様子を動画で紹介。ファンからは「人々『子供は遊ばせろ』同じ人々『違うそうじゃない』」、「三振を奪えばバット投げは起きないよ」、「自分はこういうのが大好きだ…もっと…もっとくれ…バット投げを…感情を…それがスポーツってもんだ」とコメントされていた。