西武・多和田 7回途中2失点の好投も無援に泣く「3回もったいなかった」
味方打線がソフトバンク先発の千賀の前に無得点に終わる
■ソフトバンク 2-0 西武(19日・メットライフ)
西武の多和田真三郎投手が19日、ソフトバンク戦(メットライフ)に先発し、7回途中2失点と好投した。ただ、味方打線はソフトバンク先発の千賀の前に苦戦。援護に恵まれず2勝目をあげることはできなかった。
前回登板した12日のオリックス戦(メットライフD)でオリックス打線をわずか2安打に抑え完封勝利を挙げていた多和田。中6日での登板となったこの日は、3回に2死から四球とヒットで走者を溜めると、3番今宮、4番松田宣に連続タイムリーを浴びて2点を失った。
宝刀のスライダーの制球に苦しみ、6回には再び無死満塁のピンチを背負ったが、ここは上林を捕邪飛、甲斐と高田を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。球数は100球を超えていたが7回も続投。しかし先頭の牧原に二塁打、釜元に投犠打を決められたところで交代を告げられた。6回1/3を投げて10安打2四球、奪った三振は4つだった。
降板後、多和田は「3回に2アウトからフォアボールを出してしまい、点を取られてしまったのがもったいなかった」と先制を許した場面を振り返り、肩を落とした。
(安藤かなみ / Kanami Ando)