ロッテが“黒字”転換、阪神は“赤字” 「本塁打収支」で見る12球団の序盤戦
好調の中日は昨年の“赤字”→“黒字”に、阪神は今年も“赤字”
【セ・リーグ】
広島
2018年 143試合175本138被本(収支+37本)
2019年 18試合15本15被本(収支0本)
ヤクルト
2018年 143試合135本143被本(収支-8本)
2019年 19試合22本30被本(収支-8本)
巨人
2018年 143試合152本144被本(収支+8本)
2019年 17試合28本18被本(収支+10本)
DeNA
2018年 143試合181本149被本(収支+32本)
2019年 18試合20本13被本(収支+7本)
中日
2018年 143試合97本149被本(収支-52本)
2019年 17試合17本13被本(収支+4本)
阪神
2018年 143試合85本127被本(収支-42本)
2019年 19試合16本29被本(収支-13本)
広島は昨年37本の“黒字”だったが、今季は収支0。ヤクルトはやや被本塁打が増えている。
巨人は、昨年も8本の“黒字”だったが、今季の“黒字”は早くも昨年を上回っている。DeNAも昨年の本塁打王ソトが早くも6本塁打。収支は“黒字”だ。中日は昨年、本塁打収支は52本もの“赤字”だったが、今季は打線好調で“黒字”に転じている。
心配なのが阪神だ。昨年は-42だったが、今季も19試合目で-13、本塁打は多少増えているが被本塁打がさらに増えている。19日もメッセンジャー、桑原で3被本塁打。投手陣が不安定だ。まだ序盤だが、移籍の効果や球場改修の効果が数字に出始めている。
(広尾晃 / Koh Hiroo)